アルコールの問題をお財布的な観点で考えてみたいと思います。 アルコール依存症者として生活していた期間、 はたしていくらくらいアルコールにお金を使っていたか? ということは、できれば目を背けておきたかった問題なのですが、この期に及んで、やはり避けては通れない問題だと思うのです。 今回、アルコール依存症を経験した者としてのブログを書く。ということに関しては、 このブログを通して、アルコールの問題で悩んでいる人に、少しでもわたしが経験したことを伝えることによって、何かの手助けができればいいな。と考えて書き始めたということが一番の理由なのですが、 それともう一つ、 いろいろとその頃のことを思い出したり、アルコール専門病棟での講義などの内容を書き留めたノートや使用したテキストなどを読み返すことによって、 わたし自身がアルコールの問題を再度、身近に感じて、その都度学び直し、もう二度とアルコールの問題を起こすことがないようにしたい。 との思いから、「書いてみよう。」と思った。 という理由もあったのです。 ところがです。 わたしは、元々、家計簿などをちゃんとつけて、しっかりとお金の管理が出来ているタイプではないので、 残念ながら、細かく、詳しく。という内容の深いものは、無理です!ゴメンナサイ! 特に、アルコール専門病棟に入院するまでの飲酒に関しては、 その当時、自分がアルコール依存症者であるとの認識は全くありませんでしたし、 大酒飲みだとの自覚はあったとはいえ、 まさか自分のアルコール摂取が他の人と比べて異常である。との認識すら無かったので、 スミマセン、大体どのくらいのお金をアルコールに注ぎ込んだか?ということはわかりません。 アルコールの摂取量が増え出した40歳頃から、アルコール専門病棟に入院して、アルコール依存症と診断されるまでの約5年くらいの間は、 細かく把握していなかったとしても、 かなりの額のお金をアルコールに費やしたのは間違いありません。 残念ながら、その約5年間のアルコールだけに絞った金銭的な出費はよく分からないので発表出来ませんが、とてつもない額になっていたのではないか?という想像は軽くつきます。 そこで今回は、 わたしがアルコール専門病棟を退院して、 1か月で再飲酒を始めて、それから吐血での緊急入院に至るまでの約1年間。 もちろん、細かく家計簿などを記
40代でアルコール依存症と診断を受け、現在なんとか7年間断酒進行中です。50代になりましたが、更なる充実の日々のため、依存症とも、生活のしがらみとも、真っ向から闘う毎日を綴っていきたいと思います!